音楽に埋もれた2018年秋の話
2018年の秋は沢山のライブへ行けた。
仕事がらお休みが固定の私は普段はライブへ行けない。
※今年は全く予定が合わずに行けてない。
好きなバンドのライブ日程が休みと合う事なんて久しぶりだった。
仕事が忙し過ぎて、自分の音楽から離れていたというのもあるけれど、とにかく大好きな音の渦の中で溺れるような感覚は幸せな時間だった。
そんな中で大好きなミュージシャンが話してくれた、
誰かと別れたり、誰かが死んでしまったり、解散したり…そんな時、一つの世界が終わった気分になる。
というような話がその時、私の頭に残ったのでした。
でもその時は、
わっかんねーなー。今まで恋人と別れた事もあったけど、そこまでの気分にはならんかったよねー。
なんて思ってた。
また、そのミュージシャンの歌う歌詞に
あなたを殺して 僕もすぐいくよ ごめんね
というものがあります。
その時分からなかった感情を、
その後全て私は回収しに行くことになるのでした。
それが昨年の年末。
去年は、全ては、そこへ向かうためのステップだったのだと感じる。
ちゃんと準備をしていた。
だから、年末に起きた私の感情をきちんと処理して飲み込む事が出来たのだと思う。
また今一人で過ごす時間を寂しくないよって少しでも思える為に、一人で音楽の中にヒタヒタと浸かる気持ち良さを体験したんじゃないのかな。
別れて直ぐにやって来たクリスマスなんて恋人達のイベントの日も前々からちゃんと一人でライブに行くスケジュールを立てていた。
ちゃんと準備してたんじゃん。
なんて思う。
この歳になっての恋人とのお別れは、ほんときつい。
たぶん、それを真っ向から受け止めるには私は弱すぎたんだ。
だからちゃんと準備するように出来ていた。
不思議な感謝しかない。