音楽に埋もれた2018年秋の話
2018年の秋は沢山のライブへ行けた。
仕事がらお休みが固定の私は普段はライブへ行けない。
※今年は全く予定が合わずに行けてない。
好きなバンドのライブ日程が休みと合う事なんて久しぶりだった。
仕事が忙し過ぎて、自分の音楽から離れていたというのもあるけれど、とにかく大好きな音の渦の中で溺れるような感覚は幸せな時間だった。
そんな中で大好きなミュージシャンが話してくれた、
誰かと別れたり、誰かが死んでしまったり、解散したり…そんな時、一つの世界が終わった気分になる。
というような話がその時、私の頭に残ったのでした。
でもその時は、
わっかんねーなー。今まで恋人と別れた事もあったけど、そこまでの気分にはならんかったよねー。
なんて思ってた。
また、そのミュージシャンの歌う歌詞に
あなたを殺して 僕もすぐいくよ ごめんね
というものがあります。
その時分からなかった感情を、
その後全て私は回収しに行くことになるのでした。
それが昨年の年末。
去年は、全ては、そこへ向かうためのステップだったのだと感じる。
ちゃんと準備をしていた。
だから、年末に起きた私の感情をきちんと処理して飲み込む事が出来たのだと思う。
また今一人で過ごす時間を寂しくないよって少しでも思える為に、一人で音楽の中にヒタヒタと浸かる気持ち良さを体験したんじゃないのかな。
別れて直ぐにやって来たクリスマスなんて恋人達のイベントの日も前々からちゃんと一人でライブに行くスケジュールを立てていた。
ちゃんと準備してたんじゃん。
なんて思う。
この歳になっての恋人とのお別れは、ほんときつい。
たぶん、それを真っ向から受け止めるには私は弱すぎたんだ。
だからちゃんと準備するように出来ていた。
不思議な感謝しかない。
歯の話
数年前に前歯を折った。
自転車で転けた。
大人になって自転車で転けることなんて、そうそう無い。
しかし何故だか私は年に数回転けている。
何故なのか…
その日も朝から自転車で出かける予定をしていた。
出発前に手の乾燥が気になりハンドクリームを塗った。
自転車に跨り、スピードを出そうと踏み込んだ瞬間に手が滑り地面へと叩きつけられた。
何故なのか…
何故出る直前にハンドクリームを塗ってしまったのか…
気付けば地面。
暫く地面にへばり付いていたけれど、車が来たので起き上がった。
頬っぺたを擦り剥き、
前歯の約1/3が何処かへ行ってしまっていた。
何故なのか…
路上で欠けた前歯を探すのは困難。
歯医者さんの素晴らしいテクニックのお陰で、何も無かったかのように前歯は復活した。
助かった！！
後日、
行きつけの飲み屋でその時の話をしていた。
友人に
「前歯が出てたお陰で欠けただけで済んで良かった！」
と言われた。
納得出来るような出来ないような…
しかし不幸中の幸い。
確かに！
物は考えよう。
「今回の事で歯の大切さが分かった。歯がないと食べれないもの」
と言ったその時…
「俺、歯無いねん」
反対側の隣に座っていた男性を見ると見事に歯が抜けていた。
何故なのか…
よりにもよって何故隣…
ひよ子の話
ある飲み屋でひよ子について話していた。
ひよ子と言ってもひよ子饅頭。
頭から食べるか
お尻から食べるか
ベタなやつだ。
ひよ子饅頭は東京土産だとばっかり思っていたが、
福岡にもいるらしい。
余談だけど、
名古屋には名古屋コウチン饅頭がある。
いい意味でユルイ。
話は戻ってひよ子の食べ方。
ある方が中の餡子と外の皮を別々に食べると言っていた。
底をくり抜いて餡子を取り出して、
外のひよ子をしばらく愛でるのだそうだ。
これは斬新。
若干サイコパス感もあるけれど…
そこで外皮だけをしばらく置くか、
オープンで焼くかすれば、
カリカリのひよ子が出来るのでは⁈
と話していた。
それは興味あり。食べてみたい。
東京に行く人に買って来て貰えるようにお願いしようという話になった。
そこから二軒目のはしご酒。
偶然にもしょっちゅう東京出張に行くという常連さんにお会いした。
ひよ子饅頭のお願いをした。
パンダの日とこれは同じ日。
しかし、パンダとひよ子の常連さんは別の人。
なんだか、不思議な夜だった。
今年に入ってからの話
色々とSNSを気付けばやってる。
その中でしょっちゅう目にした本があった。
それが、
「僕たちは大人になれなかった」
だから読んでみた。
好みの本だった。
売らない本リストに入った。
燃え殻さんのTwitterをフォローしてみた。
そしたら今度はそれ経由で、
今泉力哉さんに辿り着いた。
フォローした。
「愛がなんだ」
ばかりが目に入ってくる日々。
観に行ってみた。
時を前後して、
よく行くバーのマスターがあいみょんばっかり店でかけてくる。
家でも聴いてしまう。
「泣き出しそうだよ」
に出会う。
マジで、
どうやって眠るんだっけ⁈
て日もあった。
聴きすぎて、RADWIMPSの
「ANTI ANTI GENERATION」
買った。
「そっけない」
が身に沁みた。
カツセマサヒコさんを見つけた。
カツセさんの文章に惹かれて
フォローした。
そうして今、カツセさんが
「そっけない」を元に物語を書いてる。
それぞれが、
お前ってコレだよな！？
って言ってくる。
苦しい…。
成りたくない。
だけどちゃんと見て進まないと
穴に落ちそう。
それとは別に、
友人が勧めてくれた映画
を観た。
その中にも出てくる。
「月がきれいですね」
を気に入って、
満月を口実に気になる人に使ってみて
ダダ滑りをしています。
今ココ。
